About

スティーブン・ノムラ・シブル。東京で生まれ育ち、アメリカン・スクール卒業後、渡米。ニューヨーク大学映画学部で映像制作を学ぶ。96年、 NYにてボーダーランドメディアを設立。WOWOWの制作する映画コンテンツの海外担当を勤め、カンヌやベルリンの映画祭やマーケットで作品を紹介し、海外からの制作資金調達や配給マーケットの拡大に成功する。 「青山真治監督、役所広司主演「EUREKA」(カンヌ・コンペ部門出品、 「国際批評家連盟賞」及び「エキュメニック賞」受賞),河瀬直美監督作品「火乗」等のプロジェクト に貢献をし、Marguerite Duras原作、 Beautrice Dalle主演で広島を舞台にした日仏合作映画H-Story(カンヌ「ある視点」出品)等の制作にも関わるようになり、以後、全編日本で撮影されたソフィア・コッポラ監督作品「ロスト・イン・トランスレーション」の日本側のCo-Producerとして抜擢される。同作品はアカデミー賞で優秀作品賞を含む4部門でノミネートされ、最優秀脚本賞を受賞。後にエリック・クラプトンと共同で音楽ドキュメンタリーEric Clapton: Sessions For Robert Jを制作。企画から立ち上げ、監督としても参加をしたプロジェクトは、米国PBSや英国BBC等を含む、全世界数十カ国で放送された。 初の劇場用映画監督作品となる「Ryuichi Sakamoto: CODA」は第74回ヴェネツィア国際映画祭「アウト・オブ・コンペティション」部門ででワールド・プレミアを行い、日本を皮切りに、2018年には世界各国で公開された。欧米やアジアで劇場公開が延長されロングランとなり、NYタイムズ誌の名誉あるクリティックス・ピックとして選ばれ、米国批評サイトRotten Tomatoesでは98%の高評価を得て、欧米の2018年公開作品のベスト・リストにもハリウッドの大作等と並び英国The Telegraph、米国Esquire、及びIndie Wire等を含む著名な媒体により選ばれた。日本では北野武監督と共に第42回報知映画賞特別賞を受賞し、平成30年度文化庁映画賞 文化記録映画優秀賞も受賞をした。海外ではアメリカCritic’s Choice Documentary Awardsに3部門ノミネートされ、欧州では第58回クラクフ映画祭 音楽ドキュメンタリー部門 最優秀作品賞を受賞した。CODAのスピンオフ的映画である「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async」は第68回ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ・スペシャル部門」で公式プレミアが行われた後、CODAと共に世界各国で公開されている。現在ニューヨークを拠点としながらアメリカ、日本を含む各国のクリエイターや制作パートナーと共に活動中。



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